本所七不思議(置いてけ堀)|何があった場所か
置いてけ堀や送り提灯など、江戸期の本所に伝わったとされる怪談群。置いてけ堀の推定地の一つが錦糸堀とされ、錦糸堀公園には伝承にちなむ河童像が置かれている。江戸の都市伝承として区の資料に記録されている。

時のながれ
- 江戸期 — 本所の堀で釣った魚を持ち帰ろうとすると「おいてけ」と声がした、という話をはじめ、複数の不思議な話が伝わったとされる。
- 1995年(平成7) — 置いてけ堀の推定地の一つ錦糸堀にちなみ、錦糸堀公園に河童像が寄付により設置された。
- 2008年(平成20) — 墨田区教育委員会が『墨田区の民間伝承・民間信仰』として伝承を記録した。
編集部の調査メモ
このページを作るにあたって、編集部が何を確認したか、このページでどう扱ったかを記録しています。
資料で確認できたこと
- 墨田区の公式で、七不思議として語られてきた演目(置いてけ堀・落ち葉なき椎・狸囃子・消えずの行灯・送り提灯・送り拍子木・片葉の芦など、数え方によっては7話を超える)を確認した。出典として『墨田区文化財叢書第2集 墨田区の民間伝承・民間信仰』が挙げられている。
そのため、このページではこうしています
- ピンは河童像のある錦糸堀公園に置いた。伝承地そのものが確定していないためである。
現地確認: 未実施
❓まだ分かっていないこと
この場所には、資料ではまだ確認できていない事柄がある。
- 置いてけ堀の場所は一点に定まっていない。錦糸堀(現在の北斎通り沿い)や、御竹蔵の周囲の堀など、複数の推定地がある。
参考・出典
近くの痕跡
- 猿江貯木場跡(猿江恩賜公園)と「猿江」の地名(地の痕跡・約502m)
- 「錦糸町」の地名由来(消えた錦糸堀)(水の痕跡・約573m)
- 東京大空襲の被害集中地域(旧本所・深川一帯)(戦の痕跡・約579m)
- 大横川の埋立区間(大横川親水公園)(水の痕跡・約1.0km)