飛木稲荷神社の「焼けイチョウ」|何があった場所か
1945年3月10日の東京大空襲で幹を焦がしながら生き残ったと伝わる御神木の大イチョウ。樹齢は500年以上ともいわれ、平成11年に墨田区指定天然記念物となり、今も緑豊かな樹勢を保つ。

時のながれ
- 室町期(伝) — 樹齢500年以上と推定される御神木。嵐で飛んできた枝が根付いたとの言い伝えが社名「飛木」の由来とされる。
- 昭和20年(1945)3月10日 — 東京大空襲で幹を焦がす。案内板には、我が身を焦がして炎を食い止め町の延焼を防いだと伝えられる(身代わりの伝承)。
- 戦後〜現在 — 再び芽吹いて樹勢を回復し、現在も境内で緑を茂らせている。
- 平成11年(1999)8月5日 — 墨田区指定天然記念物に指定。
編集部の調査メモ
このページを作るにあたって、編集部が何を確認したか、このページでどう扱ったかを記録しています。
資料で確認できたこと
- 区の指定天然記念物(平成11年8月5日指定)であることを、墨田区の公式で確認した。空襲で焼けながら現存していることは、環境省の巨樹に関する資料でも確認できる。
そのため、このページではこうしています
- 現役の信仰の場である。
現地確認: 未実施
❓まだ分かっていないこと
この場所には、資料ではまだ確認できていない事柄がある。
- 「我が身を焦がして町の延焼を食い止めた」という身代わりの由来は、境内の案内板に記された伝承である。樹齢にも諸説がある。
参考・出典
- 墨田区指定文化財一覧(天然記念物・飛木稲荷神社のイチョウ)
墨田区 - 巨樹コラム「飛木稲荷神社のイチョウ」
環境省(巨樹・巨木林データベース) - 1本の木に会いに行く【14】飛木稲荷神社の戦災イチョウ
TABIZINE(補助・境内案内板の引用)
近くの痕跡
- 「押上」の地名由来(潮が押し上げた土地)(地の痕跡・約186m)
- 曳舟川跡(曳舟川通り)(水の痕跡・約517m)
- 「向島」の地名由来(川向こうの「島」だった土地)(地の痕跡・約582m)
- 「業平」の地名と在原業平の東下り伝承(業平橋)(地の痕跡・約905m)